15秒だけのシンデレラ

↑これは以前、僕が中学時代の友達と漫才コンビを組んでいたときのコンビ名。
由来はもちろん、「♪私はなっちゃん、歌って踊る、15秒だけのシンデレラ〜」である。
恐らく誰もが記憶の片隅に残っているであろうフレーズ。
「シンデレラ」って響きを名前に入れたかったってのもあるし、なっちゃんのCMが好きだったからこの名前にしたような気がする。
結成したのは確か去年のちょうど今頃。
ちなみに、僕がボケで相方の友達がツッコミだった。
当時どんなネタやってたっけなぁ、しょうもないアニメネタとか、ひねくれたクイズネタとか、とにかくとても人前で披露できるようなネタをやってなかったような気がする。
まぁ、何でこんなことやってたかというと、この日記内でも何度も書いたけど、僕は当時、「M‐1甲子園」に出ることにめちゃくちゃ憧れてたんですよ。で、地方大会に勝ち抜くと全国大会に進出できるってシステムで、僕はその「山陰ブロック予選」に参加しようと思ってたんです。
で、エントリー用紙にコンビ名とか意気込みを書いて、エントリーまではしたんですが…あれは、忘れもしない予選当日の8月7日、駅で待ち合わせをしていて、電車に乗るの時刻が迫っていた頃、突然友達が、「俺、やっぱりできん。」と言い出した。
僕はびっくりして、「頼むから出てくれ!」と何度も説得したが、その友達はそそくさと帰ってしまった。
「漫才は一人ではできないし、こればっかりは仕方ない」と思った僕は、やむなく出場を辞退することにした。
このとき、出場辞退を申し入れる電話を懸けるのがどれだけ寂しかったことか…
その後、コンビは自然消滅、事実上の解散となった。
まぁ、これもひと夏の良き思い出…と自分に言い聞かせてるけど、実際はどうなんだろうか…
まだ若干お笑いをやりたいという気持ちはあるけど、無理に誘ったりしたら、また逃げられるし、高校生でお笑いやりたいなんて人、そうそういないじゃないですか?
だから、今はとりあえずラジオにネタを送って、虎視眈々と出番を待ち続けているんですよ。
いつかまたお笑いを目指すかもしれない、そのときのために。