ああ

第一シリーズ放映開始年の高3のときに『涼宮ハルヒの憂鬱』に出会っていたら違った人生があったんじゃないかって思う。
第二シリーズの放映終了後にこの作品を知り、
ほんのちょっとしたきっかけで「過去の作品」として第一シリーズの一話目から観るようになった。
その結果、巧みな作品の魅せ方に感銘を受け、面白いと思うようになった。


なんか凄く取り残された感がある。
今更ハマりつつある自分が寂しくて、ハマりにハマりきれない。
今更、第一シリーズの主題歌が良いなんて言っても『遅っ!』ってツッコまれるだけだし。
既に第二シリーズの放映も終わり、周りが余韻に浸っているであろう時期に第一シリーズがどうこうって何なんだそれっていう。
僕が知らないうちに世間はこうも動いていたのかと痛感させられる。
たまにあるちょっとシリアスな内容での終幕から毎度変わらずのポップなエンディング曲に入る流れの
なんとも言えない無情さとギャップが良くて、めちゃんこ鳥肌が立ったなんて語ったところで誰も聞いてくれやしない。
時系列シャッフルとか全部見た後に知ったし。
道理で急に変なキャラクターが出てきて、あたかも前から居ましたけどみたいに振る舞ってたわけだ。
20歳にして浦島太郎の気持ちがわかったような気がしたよ俺。


高校の時の友人曰く、涼宮ハルヒ作品のことは当時から僕に話していたというが、
高校時代の僕といえば投稿一筋の深夜ラジオ馬鹿で、
テレビなんか見てる暇があるなら一個でも多くネタを作った方がいいというような考えがあったから、
恐らくそんなことに聞く耳など持たなかったのだろう。
また世間の風当たりからアニメというメディアに対する強い偏見もあったと思う。
見たら負けだという 思いがどうしても頭から離れなかった。
だから、興味を寄せることなく、これまで過ごしてきたのだろう。
それでも今も尚、そういった偏見は払拭されることなく頭に残ってるけどね。
涼宮ハルヒ作品だけは別格ってこと。


ということで少しでも涼宮ハルヒブームを肌で感じてみたいと思い、
先週から涼宮ハルヒ役の人がパーソナリティを務める
文化放送平野綾 ミッドナイトレディオ』を聴くようになりました。
やっぱり最後に行き着くところはラジオですよ。
僕の大好きな。
とりあえず昨日の放送で、ほぼ100%二本録りだろうということはわかりました。


涼宮の身長は158cmらしい。
なんとなくイメージが沸いてきた。