無題

心が揺れ動く。
これまで「一応大学は出ておこう」と、
大学を2留前提で卒業するという〝大学6年計画〟を打ちたてたりしていたが、
その計画もどうも自分の人生においてプラスになるとも思えなくなってきた。
学費云々の問題だけでなく、
時間も無駄にしてしまうような気がしてならない。
大学を卒業する気がなければ就職する気もない。
自分の好きなことをして生きていたい。
このような考えの自分としては、
やはり学業中心ではなく、〝演劇中心〟の毎日にしたいのだ。
その為に、日々事務所探しに奔走したり、
劇団のワークショップに参加したりもしている。
しかしながら、格差社会と叫ばれるこの世の中、
学歴も決して侮れないもの。
大学中退と大学卒業とではエントリーできる仕事にも大きな開きがある。
実際問題、保険として大学を卒業しておくのも手だ。
(自分のもう一つの興味のある職業はCMプランナーで、もちろん大卒資格必須だということ)

ではどうするか?

やはりそうなると意地でも大学を出るしかない。
そこで選択肢として挙げられるのは。


①現在通っている大学に止どまる
②他大に編入学をする
③再受験をする


の3つ。
今の自分としては、③の再受験をするが一番の候補。
だが、再び部屋に籠り、
地獄のような受験勉強をするのは嫌だし、
自分の夢において遠回りになると思うから、
一般受験はしない。
(自分の夢=学業ではないから)
なので、社会人入試を受けようと思う。
そこで候補と挙がったのが早稲田大学文化構想学部。
ここなら今の年齢でもある条件を満たしていれば受験できる。
(早稲田が学生演劇の最高峰であるというのも一つの理由)
受からなかったら他を探すしかないが、
もう現時点で國學院大學中退は濃厚。
できれば、卒業証書と卒業記念品が欲しかったが…。
多分、前期も単位ヤバいし、
これからのことを考えると仕方のない選択。
もちろん、〝大学中退〟という経歴がカッコよく見えるのは、
あくまでも成功者のみであって、
それが引き籠もりニートだったらただの愚か者だから、それだけは避けたい。
もし再入学をして大学を辞めたくなったとしても、
「中退するのはある程度の成功を治めてから」
この概念は不変である。
結局、まだまだ大学生でいたい自分がいるが、
中途半端が一番よくないからそこはやはりメリハリをつけ、
その場、その場で判断していかなければならないだろう。