鳥取県内のとある高校の自習室にて

ぼく｢うわっ、めっちゃツンツンしてるコがいるー。
うわー、マジこの雰囲気好きだわー。
あ、なんか友達らしき人と話してるよー。
喋り方もツンツンだー。
マジサイコーなんだけど。
抱きつきてぇよー。｣
黒瀬｢えー、ちょっとよかですか？｣
｢ん？…なんだ、誰かと思ったら直瀬じゃん。
なんか用？｣
｢うん。
えーっと、君は確か受験生だったね。
だから自習室にこもって勉強してるんだったね。
なのに、勉強そっちのけで
女の子に萌えまくってるのは…おかしいね。
そんなことしてる暇があったら単語の一つや二つ覚えた方がいいね。｣
｢いや、でもマジでツンツンでぇ…｣
｢なんか？｣
｢いや、だからこれがまたかわいくて…｣
｢なんか？？｣
｢だから…｣
｢なんか？？？｣
｢いや、だからですね。
本当、サイコーなんですって。
先生も男でしょ？
あのコ見たら絶対うわーきゃわいいーってなりますって！｣
｢そうか、じゃあちょっと見せてもらおうかな？｣
｢どうぞ。
あの最前列の一番左端にいるコですから。｣
｢うん。えーっと…かわいいね。｣
｢でしょー。｣
｢このツンツン具合が…たまらないね。｣
｢やっとわかってくれましたか。｣
｢うん。えーっと…ちょっとあのコと話してみたいね。｣
｢え？マ、マジですか？｣
｢うん。僕も男だもんね。やるときゃやるもんね。｣
｢いや、でもハードル高そうっすよー。あのコ。｣
｢なんか？そこの明らかに高校生に見えない男、なんか？？｣
｢わかりましたわかりました。好きにしてくださいよ。｣

そして…

｢えー、ちょっとよかですか？｣
ツンデレたん｢はい？｣
｢えーっと…一目惚れだね。｣
｢は？｣
｢僕はキミに…一目惚れだね。｣
｢はい？｣
｢えーっと…つまり、僕と…付き合ってくれないかな？｣
｢え、そんなこと急に言われても…｣
｢なんか？｣
｢いや、まずあんた誰か知らないし…｣
｢なんか？？｣
｢いや、だから…｣
｢なんか？？？｣
｢あ。よ、宜しくお願いします！｣
｢うん。宜しくだね。
僕からは以上！！｣
と、ここで月島きらりになりきった久住小春(モーニング娘。)が一ツッコミ。
｢恋カナ？｣
(↑多分一部の人にしかわかんないと思う)