投稿生活が自分に及ぼしたもの

〝投稿者としての2年間は決して無駄ではなかった〟
と僕は思う。
「無駄」という言葉にもあるように、
多少後悔していることはあるが、
別に投稿をしていたこと自体に後悔の念があるわけではない。
好きでやっていたんだしね。
ただ、
「もっと他の道があったのではないか?」
という思いはある。
部活、勉強、恋愛、遊び…
世間一般の高校生なら、誰もが経験、体験するようなことに僕は一切触れずに、
全てを犠牲にして、
ひたすら投稿に打ち込んできた…。
そう、僕は
「高校生らしいことができなかった」
という部分に後悔をしている。
やりたかった演劇ができなかったというのもあるし、
高校生活のスタートに失敗したというのもある。…ああすればよかった。こうすればよかった。
様々な思いが頭をよぎる。
しかしながら、
「ラジオ」と「投稿」が自分に大きな影響を与え、
何度も生きる勇気をくれたことを考えると、
ラジオと投稿なしでは、今の自分はなかったのではないか?という思いはある。
学校がつまんなくて、
不満やストレスから胃腸炎になり、
毎日腹を下しては
駅のトイレに駆け込んでいた高1時。
そのとき出会ったラジオ…。
この運命的ともいえる出会いがなければ、
きっと僕は暗いままだっただろう。
自然に笑顔がつくれないまでにも
精神的に追い詰められていた自分に
笑顔を与えてくれた…。これは自分にとって本当に大きな転機だった。
それ以来、
毎日ラジオを聴くようになり、
いつの間にか自分が投稿者となってラジオに耳を傾けていた。
そのことを考えると、
「自分は投稿者になるべくしてなった」
のだと思う。
そう、偶然ではなく必然的に、、、。
運命のいたづらというものだろうか。
今思えば、その必然ともいえる投稿生活で得られたものはたくさんある。まず、何よりも文章を書くのが好きになった。
そして、自分の思っていることを文で伝えるのが好きになった。
これは本当に大きいと思う。
まぁ、単刀直入に言うと「文章力が上がった」ってことかな。
そして、不採用になっても不採用になっても
諦めずに読まれるまで送り続けるという
「根性」に「忍耐力」。そしてネタを考える「集中力」。
これらは、おそらく投稿をしていなかったら
身についていなかっただろうと思う。
それが今、
こうしていろいろな面で活かされている。
…投稿に打ち込んだ高校生活に対する後悔は若干あるものの、
得られたものの多さを考えると、
「自分の投稿生活は決して無駄ではなかった」のだと今は言い切れる。
もっとも、もし自分が投稿者になっていなかったら、
このブログも開設していなかっただろうが、、、。